カランカラン
「いらっしゃいませご主人さ‥」
「あれ?君、ほら僕だよFROGSWITCHの松尾だよ。4回目だよね?あ?これ?執事さ!まぁまぁ、せっかく来たんだ気にしないでおくれよ」
『行って来い!旅』
「旅」という言葉に憧れる。猿岩石っていってもわかんないかもしれないが、憧れるのだ。
「旅してぇ〜」なんてそんな気もないのにちょくちょく言ってしまう。
日本男児に生まれたからには、世界のすべてを知ってみたい。そんな衝動に突然駆られた24歳の秋。
旅に出ることにした。とりあえず新潟まで‥(ちょっとそこ!近くね?とか言わない)
『馬鹿は計画を練らない』
そのことを親友に話すと「俺も行くぜ!」という親友にふさわしい返事が即座に返ってきた。
3日後、すでに2人は出発していた。その背中には使い方の知らない飯盒(はんごう)やその他服などが入ったリュック。
左手には、アコースティックギター。流しをしながら旅の資金を稼いでいこうぜ!というこれまた無計画な算段だった。
『いざ出発してみたが』
一日目「台風」
二日目「台風」
三日目「台風」
無計画にも程がある。
一日目にして足の骨がおかしくなった自分にもあきれた。
さらに8号線を進んでいくと流しをする場所なんか一切ないことに4日目にして気づいた。
ゆえにギターがある意味罰ゲーム。無駄な荷物でしかない。
四日目「帰ろっか?」「うん」
『そして旅は終わった‥富山駅で』
だが、二人とも後悔はしてない。明らかに失敗だったが、良い思い出になった。
今でも笑い話だが、やってよかったと思っている。
きっと今立派な人もこういった無茶をしているに違いない。そう思うことで、お茶を濁した。
『馬鹿は死んでも直さない』
無謀だが、なんで旅したのか?それは「したかった」からだ。
自分の人生を面白くするのは自分だけだからだ。誰に笑われてもいい。
自分がこうあればいいと思うことにチャレンジしていくことが重要なんだと伝えたい今日この頃。
次回へ続く?